どのご家庭にもある給湯器は、わたしたちの生活で欠かすことができないものです。
給湯器にはガス式、電気式、石油式などの種類があり、それぞれ水漏れの原因は異なり、その対処方法も異なってきます。
では、給湯器の種類とその水漏れの原因について詳しくみてみましょう。
ガス給湯器について
ガス給湯器は、瞬間的湯沸かしにより、給湯する直前にガスバーナーで加熱する仕組みになっています。構造がシンプルなので、電気式給湯よりも低いコストで設置することが可能となっています。
しかし、ガスの種類によっては光熱費が高くなるこもあるので注意が必要です。ガス給湯器には屋外設置タイプと屋内設置タイプの2種類があります。それぞれ使用できる範囲がことなっています。
電気式給湯器について
電気式給湯器は、ガス給湯器と比較すると排気を必要としないのでエコという特徴があります。また、電力の深夜料金を適用させるなら、光熱費を抑えることができ割安で利用することも可能となっています。
電気式給湯器の多くは貯湯式のものが多いので、貯湯タンクを設置する場所が必要となります。また、給湯量には上限があるので、使いすぎに注意しなければいけません。
給湯器の水漏れの原因とは?
どんなものにも寿命があるように、給湯器にも寿命があります。一般的に給湯器の寿命は、10年前後と言われています。丁寧に大切に使用していても経年劣化のリスクは回避することはできません。特に、給湯器の配管の接続部分は劣化の現象が早く現れやすく、水漏れが生じやすい場所でもあります。
また、安全弁や減圧弁という部分の故障が原因となり、水漏れが発生しやすくなっています。ですから、給湯器の寿命が訪れる前に買い替えたり、部品を交換するなどの処置をとることで、水漏れが発生することを予防することができます。
しかし、7年以上経過している給湯器の場合、部品交換をすることは難しくなっていますので(部品を生産していないため)、特に注意が必要です。
まとめ
給湯機にはいくつかの種類があり、それぞれ特徴があります。また、寿命があるので劣化をするまえに部品を交換したり、新しく交換することで水トラブルを回避することができます。
それに加え、いつ生じるか分からない水漏れ発生に備えて普段から予防や対策をしておくことができるでしょう。自分でメンテナンスをすることもできますが、業者に点検や調査を依頼するなら確実です。